三番叟衣装製作 リメイク リホーム 職人集団 京都 むらにし



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染料の使用方法について





染色する時のコツ




(A)用意するもの
   この染料は、他に着くと取れにくいです。
   作業する前に新聞紙又はビニールシートを広い目
   に敷いて下さい。(染料が飛び散る為)
   作業服に注意して下さい(服に着くと取れません)

   テーブル等に着けばすぐさま染料が乾く前に
   濡れ布でふけば簡単にふき取れます。

   新聞紙又ビニールシート(染料の飛び散りを防ぐ)
   ゴム手袋(手に染料が付かない様に)
   染料
   浸透剤(染料が弾く時に使う)
   筆 大・中・小
   皿・器・(染料を入れる物)
   霧吹き(塗る前に塗る商品を濡らす)
   ドライヤー(商品を乾かす・染料を定着をさす)

(B)塗る場所を水で濡らす。(タオルを硬く絞った状態)
    濡らす事で染料が浸透しやすく伸びやすいです
    全体を濡らさず、これから塗る所を水で濡らす。
    霧吹きですればいいと思います。

(C)筆の先を少し染料を着ける。
    筆全体に染料を着けないこと。
    染料が少しかすれる程度に染料を伸ばす。
    様子を見て筆に染料の量を含ませる
    最初は特に守って下さい。
    一番作業のしやすい工程を見つけて下さい。
    布に含む染料は決まっていますので、たくさん
     付けても意味が無くオバーフロした染料は商品の上
     に重なるだけで染料が剥がれ易くなります。

(D)作業服に注意して下さい。
    染料が着くと取れませんので注意して下さい。 
   作業を途中で止める場合は筆を水に入れて下さい。


染料について

(1)染料について
     この染料は生地に浸透する染料です。
     この染料は濡れている時は水性です。
     乾くと水に溶けません。
     注意 塗る筆に注意して下さい。
     (作業をやめる時は筆を水につけて下さい。)

(2)筆は大・中・小 ご用意下さい。

(3)まず初めに全体に荒く塗って下さい。
     むらになっても差し支えありません。
     (むらになった方が自然かも?)
     様子を見て2度塗り3度塗りして下さい。
     途中で止めても差し支えありません。
   (神経質にならなくてもいいです。気楽に作業を)
  (染料の量を見ながら使用量を判断してください。)

(3)もし染料が弾く場合は浸透剤をお使い下さい。
    もしかしてラッカーの部分が弾くかも知れません。
    弾く部分を筆で塗ってから染料を塗って下さい。
    浸透剤が乾いていなくても差し支えありません。

(4)自然乾燥 叉はドライヤーで乾かして下さい。
       半日程で乾きます。
   染料が完全に乾かないと様子が判りませんので注意

(5)この染料は本来200度で定着いたしますが、
   ドレイヤーでも完全ではないですが定着致します。
   摩擦に若干弱いです。


もしご不明な点があればご連絡下さい。